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3月7日アナウンススクール内容

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アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは。
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

3/7の講座は女性2人・男性3人の計5人。
そのうち男性1人は、数日後に初めてバスケットボール(Bリーグ)の実況に挑むということで、いつもの感覚トークののち、個別に指導を受けておりました。

さて、残りのメンバーは2チームに分かれ「ラジオ番組風に3分間のトーク」を行いました。
ちなみにトークテーマは、とある受講生が以前、実際に受けた課題を基に決定。
おおよそこの課題は15分程度で打ち合わせを行い、3分の本番に臨みます。
今回は女性受講生の積極的な姿勢により、各チーム女性がMC役となり話を進めることになりました。
ここ数回の講座では、内容は違えど、いつも以上に「準備の大切さ」を説いています。
いかに15分間で「本番を意識した準備ができるかどうか」です。
時間は限られています。テーマに即した話題の中から何をチョイスするか。
そしていかに掘り下げるか。

さぁさっそく本番となったのですが、私のチームはテーマ「死ぬまでにもう一度味わいたいあの味」
私が食べたい味を基に、MC役が聞いていきます。
ですがこの課題は「ラジオ風のトーク」。そうお互いが掛け合うように、そしてよりテーマに沿った深い、聞いている方の興味に繋がるかどうか。
MCは私の食べたい味こそ訊いてくれますが、いうなれば終始相槌を打つだけの状態に…。話しているのは私ばかり…。
そして、その相槌はちゃんと相手に合わせて打てているかどうかも注目です。
ただ、「ええ」「はい」と相槌を打つだけではトークは広がりません。時により深く質問してみる、時に共感してみる、より絵が浮かぶような具体的な補足をしてみる…等々。
そして相手の表情、特に口元を見ることもポイント。相手の話し始めと自分の話し始めが重なってしまうこと、たまにあると思います。
聞き手はこの口元を見ることで、相手がまだ話しそうかどうかを見極めるのも大切です。

そしてもう一つ、終了後に指摘されていた課題は「テーマの打ち出し方」です。
本番が始まり、いきなりテーマを発表するのも悪くはないですが、何か自分できっかけを作りつつ自然に入れるかどうか。
例えば「さぁ始まりました!今日のテーマは『死ぬまでにもう一度~~』」よりも
「私、今が旬の○○が好物なのですが、昔、地元で食べた○○が美味しくて忘れられません!皆さんにはそんな味ありませんか!?」⇒テーマへ
の方が"それっぽい"のでは!?聞く側も自然に、共感等を得やすくなる気がしませんか!?
(ラジオの)MC役は、共演者とはもちろん、見えないはずの沢山のリスナーともお話しするのです。

私も普段ラジオでの中継を担当させていただいてますが、なかなか本当に全てを意識してできているかと言われれば…難しいところ。
ですが、この課題に限らず、やはりどんなことでも「視聴者(聴取者)ありき」の心は常に持っておきたいものです。

ちなみに2度目のトライでは、MC役の女性も、沢山話に乗ってきてくれ、こちらも気持ちよく話をすることができました!
正直、1度目とは雲泥の差でした。

物ごとを伝えることに携わっている方は、とにかく「相手」第一を念頭に…。


by三宅 秀一郎
2019年03月14日 18:20

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