1月17日アナウンススクール内容
アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
アナウンススクールに通い2年半を迎えようとしています。
その中で記憶に色濃く残る日があります。
これまでの常識を覆された日や新たな発見・手応えを得た日・・・
そして悔しかった日。
1月17日のアナウンススクールには6名が出席。
今回のテーマは2名1組での2分間のコンビトーク(DJトーク)でした。
スポーツ実況においても実況者と解説者のやりとりがあるので、身につけておきたいテーマですね。
お題は、「2019年のできごと・経験したことについて」が与えられました。
複数人でグループを作りDJトークをするのはレッスンでも数回学んでいて、
私も全くの未経験というわけではありません。
ただ、これまで本番前の打ち合わせでは毎回先輩方に「ここはこうしましょう」と引っ張ってもらっていました。
今回はこのスクールに通い始めて3ヶ月弱の方とペアを組みました。
もともと話す仕事をしていらっしゃるので、トークはお上手な方ですが、
経験年数・年齢では私の方が”先輩”になりました。
ということは、2人の打ち合わせで適切なところは私が主導していく必要があるのですが、それが不十分でした。
打ち合わせがうまくいかなかった結果、2人のトークはバラバラになってしまいました。
お互いの話が単発になり、つながりも出てきません。
さらに話の内容にも影響して、中身のある・魅力のあるトークにもなりませんでした。
打ち合わせにおいて最も重要なのは「方向性を共有する」こと。
まずはグループでのトークのテーマ・着地点を見据えること。
例えば2人のトークを振り返ると、オープニングの部分で食い違いがありました。
根本での共有もできていなかったことがわかります。
確実が求められるところは、より言葉や文字で確認し合あう必要があったと思います。
その上で、トークのライブ感を出すアドリブも適切な形で使っていくのです。
実況、トークに限らず「マイクのスイッチを上げる前に勝負は決まっている」という言葉が突き刺さりました。
そして「自分はまだまだで、できないことがたくさんある」と語ったペアを組んだ受講生のフィードバック(今日の振り返り)も忘れられません。
ペアの方へ申し訳なさなど様々な感情が募りました。
しかし、もう次の準備の期間は始まっています。
今日の失敗を成功につなげるため、また新しい課題への挑戦、スタートです。
「スポーツアナウンサーの独り言」by 松下 翔