12月20日アナウンススクール内容
アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
12月20日、2018年最後のアナウンススクールには6人が出席。
そしてアナウンススクールの様子をご覧になりたいと、
局アナウンサーご出身の男性フリーアナウンサーをお迎えいたしました。
さらにレッスンへのご協力も賜り、普段とは一味違った授業が展開されていきました。
感覚トークの後は、インタビューワークを通しての他己紹介でした。
一味違ったのが今回のインタビューです。
6人の受講者全員がゲストのアナウンサーの方に15分ほどのインタビューを行いました。
1人対多数の記者会見・囲み取材(ぶら下がり取材)のタイプのインタビューです。
個別形式とは異なり、6人で作るインタビューは、その流れの中から自分の聞きたいことを聞く難しさがありました。
またインタビューすることとは別に、放送局のアナウンサーを勝ち取り、現在もフリーとしてスポーツ実況でご活躍中のアナウンサーのインタビューだけに、
お話の内容そのものも受講者の年齢、性別に関係なく貴重なものばかりでした。
そしてシンキングタイム後に1分間の他己紹介を行いました。
15分近くのインタビューの中から、どんな紹介を作り出し、どう1分間にまとめるか?
魅力ある紹介には、秋で何度も学んだトークの構成力が求められます。
また、構成力だけでなく、限られた時間内でトークを構築できるように鍛える必要もあります。
私の発表では構成していた話のうち、前半を実際には30秒で話すところを38秒かかってしまいました。
撮影された映像を振り返り、初めは自分の話し方のテンポが遅かったのかと思いましたが、そうではありませんでした。
改めて聴き直すと、同じ言葉を使っていたり、スムーズに言えず回りくどい話になったりしているのです。
授業の中では、高いレベルを意識する上では、1分という短時間で自分が発した言葉を分析するということにも言及がありました。
どういう心情でこの言葉が出てきたのかをチェックすると、自分の言葉癖の確認にもなります。
それが自分の発する言葉を磨くことにも繋がるのです。
的確にフレーズで言い表す力、「ワードセンス」です。
例えばスポーツ実況などで、「○○対△△の試合に見出しのごとく一言を付け加える」ことも可能になります。
授業の最後に行われる振り返りでは自分の意図を言い表すことができずに四苦八苦。
ワードセンスの重要性を改めて感じることになりました。
そして2018年のアナウンススクールが終了しました。
私自身2017年よりも充実した1年になりましたが、
今回スポーツ実況の第一線でご活躍のアナウンサーのお話をお伺いしたこともあわせて、
「まだもっとやれる」という思いが湧き出てきました
1月10日が2019年最初のアナウンススクールです。
先生や受講者から「やってきたな」と思わせられる年末年始を過ごします!
2018年も1年間、受講生ブログにお付き合いいただきありがとうございました。
「スポーツアナウンサーの独り言」by 松下 翔