9月20日 アナウンススクール内容
受講生ブログをご覧頂きありがとうございます。
9月20日のアナウンススクールを振り返ります。今回は5名が出席致しました。
まず最初は感覚トークを行いました。
その日に見た、聞いた、感じた事を相手に分かりやすい言葉で伝えるトレーニングです。
人間の五感の中で『視覚』『聴覚』『体感覚』の3項目はスポーツ中継にとって重要な感覚です。
同じ言葉を繰り返し使うだけでなく、その状況にふさわしい言葉を引き出します。
私は『体感覚』で喋るタイプのため、今回は3つの感覚をバランスよく伝える事を意識をしました。
トーク後、聴いていた方から視覚、聴覚、体感覚を表現する言葉を引き出す事に意識が強くなり、文章が長くなっているとの指摘を頂きました。
私は喋ることに夢中になると無意識の内に文章が長くなる傾向があります。
これからは言葉のバリエーションを増やすだけでなく、程良い長さの文章で相手に伝える練習もしていきます。
後半は競馬中継の原稿を使った原稿読みを行いました。
実況とは異なり、聴いているリスナーが聴きやすいように読みます。
その原稿は何が重要なのか?どこを強調して読んだら良いのかを短時間で判断して視聴者へ伝えます。
何レースの何番?
誰から誰に乗り替わり?
斤量変更の有無は?
体重の大幅増減がある馬は?
放送を観ながら情報を競馬新聞にメモをする視聴者もいます。
メモしやすいように焦らずゆっくり読むことを意識して読みます。
次に注目レースの原稿読みをしました。
視聴者が聴いていてワクワクする、そのレースが観たくなるようなナレーションが求められます。
どこのレース場?
注目馬は?
特徴は?
実績は?
原稿読みでの私の課題は、
読み方が一本調子になりやすく大事な所を強調して伝えられない事です。
今回の講座でも強調する文章を強調しきれませんでした。
課題を克服するため、私のナレーションと実際現場で活躍されているアナウンサーのナレーションの違いを聴き比べをしてみたいと思います。
課題はたくさんありますが、一つ一つ克服していけるように日々努力していきます。
受講生 鈴木誠也