9月13日アナウンススクール内容
アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。
9月13日のアナウンススクールは5人が受講しました。
先週のスクールにおいて、その日の内容を振り返る場で
今年から受講を始めた人から
「人前で発表となると緊張してしまって…」
という振り返りがありました。
そこで今週のテーマは緊張・プレッシャーについてでした。
ユウセイアナウンススクールでは、アナウンス技術はもちろん、
プロレベルに到達するための重要な1要素として
本番でのメンタルコンディション調整のレベルアップも図っています。
はじめに、「なぜ緊張してしまうのか?」という仕組みからお話がありました。
その後、「緊張してしまう、あがってしまう」といった解決方法を考えていきました。
私自身も2年前・アナウンススクールを受ける前には、
面接や大勢の前での挨拶といった場面で、
心拍数がどんどん上がって、異常な緊張状態になっていました。
「緊張してきたぞ!…いやいや、緊張はダメだ!
ここは落ち着くんだ!とにかく冷静になるんだ!」
こういう思考をよくしていました。
今回の内容の(悪い意味での)教材のような思考をしています。
文章にすると、より客観的に見えますね。
これでは冷静になるどころか、ますます緊張してしまいそうです。
今回のスクールのなかには、
「緊張も適度には必要」であるというお話がありました。
ここのブログでは、私が緊張と付き合うなかでの1つの考え方を書きます。
(スクールでは別の、詳細な内容であったことをお断りしておきます)
緊張しやすいと感じている人は「緊張=悪」と捉える傾向があると思いますが、
本当にそうでしょうか?
緊張がしなければ良いのでしょうか?
「君には緊張感というものが無いのか?」
やはり緊張が無いというのも問題なのです。
緊張するのは決して悪いことではないのです!
むしろ緊張感を持つことは大事なことなのです。
では先述のように「緊張してきた!」という時に、
どんな考え方をすればよいのでしょうか?
スクールでは、緊張との上手な付き合い方、緊張を増殖しない方法を
寺西先生の下、受講生も意見を出しながら考えました。
「緊張も必要なものだ」という受け入れもそのうちの一つだと思います。
そのなかで印象的だったのが、
ポジティヴな考え方(このブログでもよく登場しますね)は大切だが、
自身が心の底から納得していないと意味がないというお話です。
人の心というだけにメンタルの管理の仕方は、
人それぞれということですね。
今回のスクールでは、新たな発見があったと同時に、
自身と緊張との付き合い方を確認することができました。
2年前の自分と比較すると、
「緊張も必要だ」という考え方を持ったことは大きな変化ですし、
2年間スクールに通うことで、
「メンタルが強くなるのを待つ」から「メンタル面を自分から考える」
ということも考えられなかったことです。
そして大事な本番で、無駄なエネルギーの消費も減ってきたように思います。
とはいえ、スタートラインに立つことができた状態。
ここからパワフルなパフォーマンスができるよう目指します!
「スポーツアナウンサーの独り言」by 松下 翔