3月22日アナウンススクール内容
アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。
3月22日の講座を振り返ります。
この日は5人が出席し、フリートークをメインに行いました。
「2018年で一番感動したこと(3月22日まで)」を2分でトークします。
フリートークでは、自分しか話せないことを話すことが大事ですから、
実体験を話すことになるでしょう。
そこで、トークにリアリティを出すには?聞いている人が感情移入をしやすくするには?
そのポイントを3つ紹介していただきました。
感情と具体性と会話の3つです。
まずは、ところどころ、トークに「感情」を入れること。
感情は自分でも他人のものでも構いません。
次にその感情についての「具体性」をセットにします。
こういうことがあったので、泣きました・ホッとしました
こう言ったので、うれしかった
などなど。感情の部分に具体性を持たせます。
さいごに、具体性の部分、先述の「こう言った」の部分は、
実際にどう言ったのかを鍵かっこを使って、「会話」で表現すること。
実際の表情や対応なども会話に相当するでしょう。
1)上司が声をかけてくれて、私は気持ちが楽になったんです。
2)上司が「いいよ。その調子ね」と言ってくれて、私は気持ちが楽になったんです。
会話を使った場合と、全く使わなかった場合、比較していかがでしょうか。
少しだけその場の雰囲気や上司の顔がイメージできたのではないでしょうか。
セリフが興奮したものに変われば、熱く激励するタイプの上司をイメージできるのではないでしょうか。
聞き手がトークの内容を想像できる話し方がベターですよね。
説明ばかりの場合、話している本人は説明した感を得るのですが、
聞き手にはあまり頭に入ってこないのです。
考えるに会話によって具体的に想像するチャンスが0だからなのでしょう。
早速これをトークに取り入れた先輩がいて、九州の登場人物の会話に方言を会話に取り入れていました。
セリフと独特の登場人物の想像がよりかき立てられました。
このような会話を用いることは実況でも使えるということも先生の話にありました。
選手や監督のコメントを紹介する時、
セリフ調で話すと、リアリティが増したり、一本調子にもならなかったりとより伝わりやすくなることを学びました。
さて、今週久々のフリートーク実習で「感動したこと」をテーマにしたのは、
good and newのgoodにクローズアップしたトークです。
このワークを終えると、当時のプラスの感情が呼び起こされ、始める前より気持ちが前に向いていることを感じました。
ポジティヴな感情を刺激し、自己を肯定し、前向きに!
自分のポジティヴさは実況にも、忠実に表れてきます。
実は今回の講座の最初に、私が事前に練習して録音したサッカー実況を10分ほど全員に聞いていただきました。
録音前も後もかなり不安でしかありませんでした。
しかし、実際のみなさんの評価は、指摘の部分はありますが、良い評価もいただけました。
この過剰な不安な気持ちは勿体ないのですね。
今日のようなポジティヴなトーク・思考を通じて少しずつ、少しずつ、明るい未来への気持ちを積み重ねます。
「スポーツアナウンサーの独り言」by 松下 翔
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