3月15日アナウンススクール内容
アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。
先週の3月15日の講座には4人が出席しました。
実況や司会進行やインタビューと週末での各受講生の出演について振り返っていただきました。
実際の活動を振り返ることは、ちょうど自分が直面している課題、次のステップでの課題を確認でき、大きな学びです。
ジャンルごとに話す内容こそ異なりますが、振り返った際に出てくる課題は共通するところがたくさん出てきます。
それは、技術はもちろん、心構えもそうです。
実況の話では、大事な要素として「瞬間」で捉えることが一つのテーマでした。
サッカーを例にすると、攻守が変わる・ボールが入れ替わる、といった
「試合が動いた!」「流れが変わった!」というその瞬間を伝える。
情報を言う時も、シュートを打った選手の情報を入れるなら、シュートを打った直後に言う。
瞬間を大切にするということを再確認しました。
スポーツ実況において、動きを優先するか、選手名を優先するか、
性格上、どちらも追求しようとして、ここで自分を追い込んでしまいそうですが、
まずは動きを優先する、という確認もできました。
もう一つ、資料の準備について。
実況に限らず、各競技に向けて資料を作る際に、情報(コメント、事実)を集めます。
ただし、集めただけの情報にはあまり意味がないということです。
ニュースと同じく、背景までの理解が不十分なのですね。
コメントにはどういう流れでコメントが出されているか?
どういうスタンスで考えているか、見ているか?
私のインタビューでもライブ感が欲しい、という声をいただきましたが、
このような試合の背景までの理解が足りていなかったのかと振り返りました。
目標は、一つの言葉でなく、物語として情報を落とし込むことです。
より良いものを目指して頑張ります。ありがとうございました。
「スポーツアナウンサーの独り言」by 松下 翔
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