ユウセイスポーツアナウンス講座|プロのスポーツアナウンサー養成・講師派遣

スポーツアナウンサー・タレントスキルアップ・アスリートなどの"本物"を目指す方へ!

サブイメージ

HOMEブログページ ≫ 11月9日講座内容 ≫

11月9日講座内容

アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週もご覧いただき、ありがとうございます。
11月9日の講座は遠方からの受講生を含めて4人で行われました。

まず感覚トークを行いました。
説明が長くならないように、目や耳や体で感じたことを多く話すことを目標にトライしました。
視覚・聴覚・体感覚、それぞれ1分のトークでは「できてますよ」と評価してもらいましたが、
2分で3つの感覚をまとめてのトークになると、説明が多く、話も長くなってしまいました。
練習後の振り返りで、トーク中に「あの感覚はまだ話していないな」などと考えていたことを思い出しました。
いろいろなことを話したいという思考になると、一文に複数の情報を入れ込んでしまい、文が長くなってしまうのです。
「これがこうなりました。」「これがこうでした。」と一つずつ終える。
「文を短く」する!
講座でもよく出るテーマですが、話す場面において徹底して、マスターしたいです。

その後は受講生のサッカー・Jリーグの中継を見て採点を行いました。
試合の前半をキックオフから継続して視聴し、チェックシートの項目ごとに採点、良かったところ・さらに良くなるためのポイントなどを記述しました。

ある受講生は、「客観的にチェックして、ここがポイントだと感じたことが自分の課題にも当てはまっていました」と感想を述べられていました。
話すだけでなく、「聞く」こともアナウンサーとして大事な力です。

受講生の意見の発表後、振り返る中であるテーマが出ました。
実は先週の野球実況でも話題にのぼりました。

「実況がぶつ切りになる」

例えば、野球の実況練習をしていてこんなことはありませんか?

みなさんもテレビで映像を使って練習されることが多いでしょう。
投球の間に、通常の投手と打者の映像から監督がアップされた映像に変わったとしたらどうでしょうか?
思わず「○○監督、きびしい表情で試合を見つめています」などと実況しませんか?

たしかに「映像の実況」としては合致しています。
では、「野球の試合の実況」としてはどうでしょうか?
試合としての実況を分断してはいないでしょうか?
何の脈絡もなく監督の表情を伝えると、話題が変わってしまい、監督の表情の話はむしろ必要なのか?という疑問も感じられます。

瞬間・瞬間の実況だけでは、全体を通して(=試合として)の実況が線でつながらずに、ストーリー性が無い、ぶつ切りの実況になってしまうのです。
今回の例では、逆にこの場面で監督に関連するものがあれば、それに絡めて流れをより確かなものにすることができるでしょう。

・映像のように目の前で見えていることの描写
・カウントや得点、走者、打順など、目には見えない状況を伝える「流れ」
双方ともスポーツ実況には欠かせません。

先週は、放送の視点を持つ練習について振り返りましたが、
今週は、試合全体のストーリー・流れを意識した練習について振り返りました!
アナウンサーを目指すみなさんも併せてぜひ取り入れてみてくださいね。

流れを忘れて画面だけを追わないように、それこそ視野を広げることを目指したいですね。
試合中の視野もそうですが、私自身の視野、競技の理解を深めるなどしたいです。
もちろん実況の土台となる、文を短くすることも忘れずに!

「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 松下翔

2017年11月14日 00:00