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8月24日講座内容

アナウンサーを目指すみなさま、今週もご覧いただきありがとうございます。
8月24日の講座は遠方からの受講生も含めて、7名で行われました。
その中、Jリーグを実況されている二人の実況映像を振り返りました。

アナウンス技術のところから内容の面まで、色々なところを振り返りました。
サッカー実況中心の1日でしたが、どのスポーツの実況にも当てはまることばかりで、私も刺激的な時間を過ごせました。

さて、今週の講座でも先週と同じことが話題になりました。
チャンスのシーンと盛り上げについてです。
チャンスで盛り上がるのは、「決まる手前」でしたね。
サッカーについては、ビッグゴールも何に反応するかで大きな違いが出てくるそうです。
例えば「ゴールの隅に決めました!」では、ゴールが決まった後・結果に依存しています。
点が入ったから盛り上がるのは勿体ないことです。
ゴールの前にゴールになるかも!?という何かがあるはずです。
ある選手の長いドリブルであったり、パスであったり、位置取りであったり・・・
ゴール前、それに「気づく」「感じる」かどうか!
「このプレーは/この選手は凄いぞ!」と「気づき」盛り上げる。
結果的に得点にならなくても、得点になるか!?ならないか!?で盛り上がることができているのですね。
結果依存の場合だと盛り上がるには至りません。
ゆえにシュート前に気づいてももう遅いことになりますね。

「高いボールだ!」というボールの質の実況よりも、
「○○選手へ!」「中には△人!」「(注目の)●●選手が何処何処にいる!」という選手やターゲットについて実況しようという指摘がありました。
こういう「気づき」ができるようになると、実況の着眼点も変わってくるはずです。

また、「気づき」は他の場面でも大きな役割を果たします。
例えば、解説者にありきたりな意味の薄い質問をするのも勿体ないことです。
それよりも「今のプレー、現状の作戦はどうですか?」などと自分が先に気づけば、解説者に質問することができます。
せっかく解説に来ていただいているのですから、より深いお話をしていただけるように実況者のレベルを上げたいです。

ではどのようにレベルを上げるか?
まずは実況の練習(選手、プレーを追う練習)だけでなく、「気づける」練習をする。
寺西先生も上手い実況者は何に気づいているのか、試合の実況でチェックしていると仰っていました。
次の段階は、気づいたら、気づいた事を質問して良いか?考える。
何でも気づけば即座に質問して良い訳ではありません。
この質問は別の機会の方が良いなと後に取っておくことも大切です。
チャンスの話に戻りますが、いろいろな気づきも瞬時に取捨選択を行うのと同じですね。

私よりも上にいる先輩にもこんなに課題があるなんて・・・!
今週は先輩の実況から自分に喝をもらいました。

「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 松下翔

2017年08月28日 00:00

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