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6月15日講座内容

みなさま、こんにちは。
今週もご覧いただきありがとうございます。
6月15日に行われた講座は前回の野球組の3人が受講しました。

この日の実習はインタビューワークでした。
高校野球実況は取材することもあります。
それを見据えて1月以来のインタビューワークです。

「2017今年の夏に向けて」をお題に5分間インタビューを行います。
いきなりインタビュアー役が私に。
1月の実習と4月の本番で2度経験がある私は過去の反省(質問は長くならないように、相手に緊張が伝わらないように堂々と、、、)を思いながら臨みました。
私「○○さん、今年の夏に向けて、これをやるぞとかありますか?」
→相手「ないです」
ここで私の中のいろいろなものが崩れたように思います。
慌てて「過去の夏を振り返っていきましょう」と話を進めていきましたが、迷いがあるので方向性も定まらないまま過去を振り返っただけで5分が終了。

先生、受講生からのフィードバックです。
まず内容的な面から、
自分が何を聞きたいか言う、自分の立ち位置を決める、ということ。
何を聞きたいか決まらない→質問が長くなる・質問の意図もはっきりしない→相手も答えづらいので長くなる→会話が進まない→迷う→何を聞きたいか決まらない→…
今振り返るとこの負の繰り返しに嵌ってしまっていた気がします。
次に精神的な面から、
表情・声のトーン・リアクションが良くなかったようです。
自分の緊張・不安が相手に伝わっていたみたいです。
結局、前の課題をそのまま指摘されてしまいました。
「意識する(やっているつもり)」と「できる」は全く別物だと思い知らされました。

さて、実はインタビューワークの前にメンタル面の講義がありました。
人は外部から刺激を受けると、感情が生まれます。
そこから、「感情」→「思考」→「行動」というプロセスがあるようです。
パフォーマンス(行動)は「感情」に影響されるのです!

先ほどのインタビューワークを振り返ります。
外部の刺激が「じゃあインタビューして下さい!先頭バッターで」になるわけです。
そこから「えー、参ったな」「どうしよう、上手くできるのか…」とネガティヴの感情が生まれれば、、、
行き着く先もネガティヴな行動になってしまうわけです。

ちなみに、実習での相手役の「夏に向けて、無いです」との答えも、実は「無いのですか!?」と突っ込んでもらうつもりだったみたいです。
ですが、ネガティヴ感情に包まれている人はそんな返しができるはずもありません。
表情、声のトーンも知らずのうちに負の方向へと向かって行ったのでしょう。

話を戻しまして、この問題の対策は、「感情」をポジティヴなものからスタートすれば良いのです。
自分が安心する言葉の感情から行動を起こしていく。

不安や緊張は誰しもあります。
問題なのはその量なのですね。
そこで不安や緊張以外の感情(もちろんポジティヴ!)を同居させて量を軽くしたいですね。

みなさまもぜひ、感情のスイッチとなる言葉を探してみてくださいね。

メンタルについて深く勉強した一日でした。

「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 松下翔

2017年06月20日 00:00

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