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「自分の耳を磨け」

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いつもご覧になっているみなさんありがとうございます。
先週大阪にて開催されたアナウンス講座の様子をお伝えします。

8月25日はスポーツ実況者を志し挑戦している3名が参加しました。

経験年数に差はあれど、まだまだ実況者としては若手の領域。今回は基礎トレーニングを中心に行っていきました。

「あ」「い」「う」「え」「お」と単純に声を出すだけではありません。一音ずつ発声することにたくさんの意味があります。

特に「い」や「う」と口の形から「あ」と口を開く際に、口を開くスピードが遅いと明瞭な音が聞こえなくなることもあります。

言葉は「50音」の組み合わせ。だからこそ、はっきりと音として届けていく必要があります。

受講者それぞれが原稿を見ながら、一音一音を意識して実践していきました。

実際に、第三者に聞いてもらった後に「どこができてどこができなかった?」という質問が飛びました。

どの音がはっきりと言えて、どの音が不明瞭であったか。
みなさんはしっかりと聞き分けることができるでしょうか?

正しい音を普段から聞いている耳があれば、自分がうまくいってないことに対しても理解ができます。

しかしながら、何が正しいかが分からなければ、対処できる方法がありません。

だからこそ、第三者のプロの意見を踏まえて自分のレベル感や正しさを確かめる場が非常に重要だと感じました。

発声トレーニングと原稿読みの後は感覚トークを実施しました。
視覚、聴覚、感覚に焦点を当てて、第三者に伝えるというワークです。

私は特に聴覚表現を言葉にするのが苦手です。

だからこそ、普段もこの音の現象を言葉で表現するとどうなるだろう?と考えます。
世の中は音で溢れています。

車のタイヤがアスファルトに擦れる音。
パソコンの起動音やタイピングの音。
風が通り抜ける音や、階段を下りる音。

これらを擬音語ではない表現で伝えようして、悩むことがまだまだあります。
自分の耳で聞いた音がどのように表現するとより伝わるか?

正しい音を聞き分ける耳と、経験の中でいろんな音を聞き分ける耳。
こうして得た情報をしっかりと正しい言葉や表現に変えて相手に伝えていく。

そのためにもっともっと自分の耳を鍛えていこうと思いました。
終盤にはどんなアナウンサーになりたいか?という目標についても話しました。

こうして似た目標を持った仲間がいることは非常に刺激になります。
1人でも多くの方によりよい情報を伝えていけるよう日々努力していきたいと思います。


「スポーツアナウンサーの独り言」by〜Kotokake 能政夕介〜

2016年08月29日 00:00

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