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「高校野球実況を終えて」

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先日、約1週間に亘る高校野球選手権三重大会の実況(7試合)を終えました。


昨年に続いて担当させていただくこととなり、改めて感謝致します。

ちょうど1年前のこの大会で、放送デビューさせて頂きました。

しかもラジオ実況。さらにスマホのアプリからなら全国で聴ける、つまり三重県の方に限らず両親や友人、さらにアナウンスの先輩も聴いているという、有り難く、しかし極度の緊張だった、あれから1年。


今年も様々な方にお世話になりながら、長いようで、でもあっという間の1週間。担当は準々決勝まででしたが、その間お天気にも恵まれました。

今年は事前の練習等を踏まえ、
・イニング間(投球間)の情報を逐一入れていくこと
・昨年よりも堂々とはっきり声を出すこと(特にオープニングの原稿読みから意識を高める)
・焦ってミスの連鎖を起こさないこと。1つ1つのプレーを冷静に追う

をまず自らで意識して臨みました。


今年最初の試合では、昨年もそうでしたが打球を上手く追うことができず所々あっぷあっぷに…。
試合後、別の試合を担当している先輩アナに相談にのっていただき、一緒に対処法を導いていただきました。


翌日(2試合目)はその対処法(ラジオなので少し遅れてもいいので打球を確実に追って判定・結果を伝える)、さらに気象条件等も重なり打球がよく見えるようになりました。


すると精神的にも落ち着けたのか、前日よりも様々なことに気付けるようになりました。試合が締まったことも相まって前日よりも良い評価をいただくこともできました。

しかし3試合目には7回コールドとなった試合。
コールドだというルールは伝えたものの、同じ説明の繰り返しで、口説くなってしまったこと。またコールド側のチームに配慮したつもりが、逆に頑張って点差を詰めるぞ!という熱さを感じないものとなってしまい盛り上がりに欠けました。


自分の中で勝手に遠慮してしまい、結果届ける側には遠慮した分全く中身のない、つまらないものになってしまいました。

最後の担当試合となった準々決勝・ベスト4をかけた1戦(海星高校対津商業高校)では、この反省を生かし、0対1で最後の9回裏の攻撃に臨む津商業に対し、監督のコメントなど、これから津商業が最後の攻撃だ!という雰囲気を醸し出そうとコメントができました。

そのコメントが良かったか悪かったか、もっと盛り上げたり別のコメントがあったろうなという反省はもちろんあります。

ですが、3試合目の失敗・スタッフの方からの叱咤がなければこの最後の試合、9回裏の攻撃に臨む津商業頑張れ!という気持ちで喋ることは出来なかったと思います。

本番に臨んでいるので沢山の失敗は本来あってはいけませんし、反省せねばなりません。
ですが、その見つかった反省を真摯に受け止め、その後にどう活かすか。

今回は見つかった課題を実行に移し、活かす、ということが何度もできたので、それは嬉しかったです。

事前の3つのテーマも、試合の端々で思い出す余裕もありました。

まぁ昨年以上って昨年がお恥ずかしい限りだったのですが…。一応各所に昨年以上の評価は頂けたようでそれは素直に受け止めたいと思います。

改めて今年も担当させてくださった寺西先生、そして現地のスタッフの皆々様、そして相談にも乗ってくださった先輩アナウンサー、さらに普段の練習を一緒にやってきた同じ講座の生徒でもある各アナウンサーの方、
東京で聴いてくれ、アドバイスももらった友人、両親
そして何より、素晴らしいプレーを沢山見せていただいた高校野球の選手・監督の方々にも御礼申し上げる所存です。

ありがとうございました。

ちなみにこれ書いているちょうどその頃、私の母校もこの度初の甲子園出場が決まったそうです。

学生時代は体育会系と無縁の存在だった私ですが、今こうして高校野球に携わることとなり、今回の母校初甲子園も心からおめでとうと言える自分なのでした。


「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生MS君

2016年07月28日 00:00