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「5月12日講座内容」

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アナウンサーを目指している皆さん、こんにちは。
5/12は2人での講座でした。

先日、サッカー実況を行った方の録画を見ながら振り返り等を行いました。

いくつものポイントや課題が見つかりましたが、印象に残ったものを列挙します。
まずは「解説者」に関して。

解説者が当該の試合についてこういうところがポイントだ、この選手がキーになる等情報を提供してくれます。

その情報整理をして、視聴者により伝わりやすくすることも実況の大事な仕事です。
解説者の言っていることが専門的だと感じたり、難しいと思ったらそれは見ている方もそう感じていることが殆ど。


プレーやルールに詳しい人だけが見ているわけではないですからね。

ですが解説者の言っていることがわからないとダメなんだ!解説者には詳細に解説してもらわないと!と専門的になりすぎたり、逆に畏まって同じ相槌しか打てなかったり…。
実際録画を見ると、解説者の解説に対する相槌がワンパターンで、そこから話が広がらないという場面がありました。

当事者は試合を見ることに必死で、時折解説者の言うことがしっかり聴けていなかった部分があったそうです。

そこで先生がおっしゃったのは「解説と一緒に試合を観る感覚でやりとりする」ことでした。
わからないことや疑問があればわかる人に聞きますよね。この場合解説者はまさに”わかる人”です。何せその競技のプロですからね。


隣にその競技の見方がわかるプロがいてくれる。なので疑問があれば解説の方に聞けばいいのです。

解説者をいい意味で生かす、友達とは言わずとももう少しフランクな関係・感覚で試合を一緒に盛り上げる、そんな一体感が重要なのです。

もう一つ、資料と生の試合とのバランス。

当然試合前には取材等で様々な情報を蓄えて試合に臨みます。そしてフィットする場面が出てくれば、その情報をしっかり盛り込んで、より伝わりやすくします。

ですが、その蓄えた情報を出すことがメインになってはいけません。試合は当然常に動いています。

ですのでまずは目の前の試合・動きから目を切ってはなりません。
そして試合中は様々なことが起こります。

その中からも沢山の話のタネがあり、解説者とのやり取り等にもつながっていきます。

フィットする場面で情報を出せれば、より伝わりやすいものになりますが、そぐわない場面での情報提供はむしろ不快に感じてしまう場合すらあります。

先生が何度かおっしゃっていたのは「資料を捨てる勇気」も必要ということでした。
この言葉は、今私がお世話になっている研修先のアナウンサーも言っていました。


資料はもちろん大事ですが、資料をよりどころにして情報を吐き出すような形は避けたいですね。


私も昨年高校野球の実況をさせていただいた際、資料に目を落としていて様々なことを見落とす、ということが何度もありました。


解説者とのやりとりはまだ経験がありませんが、今後どこかできっとそんな場面も起こりうるはずです。

人のふり見て…という言葉もありますが、私も同じような課題を持っているので、我が身も引き締まりました。

「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生SM君

2016年05月13日 00:00