ユウセイスポーツアナウンス講座|プロのスポーツアナウンサー養成・講師派遣

スポーツアナウンサー・タレントスキルアップ・アスリートなどの"本物"を目指す方へ!

サブイメージ

HOMEブログページ ≫ 「捨てる勇気」 ≫

「捨てる勇気」

20160320.jpg

アナウンサーを目指す皆さん、こんにちは!3月17日は大阪にて受講をしてきました。


スポーツ実況を学ぶ2人で意見交換をしながら学ばせていただきました。

前半は、4月より競馬実況の研修に参加予定のMさんが、自らの実況の振り返りを含め指導を受けていました。


僕自身は、これまでのスポーツ実況や今後実践していきたいサッカーの実況でも取り入れることができるように真剣に聞き入っていました。


印象に残っていることは2点。

1点目は「ストーリーを構築すること」
こちらは最近の講座の中では特に意識をして話をされている点。

このストーリーも、なぜ?と問いかけを多くすることでより幅が広がります。
・どうしてこの馬が注目なのか?
・前回同じ会場でどんな結果だったか?
・競馬のスタイルは?
・年齢は?
・ライバルとの対戦成績や相性は?

等々要素を挙げ、視聴者がより楽しめる内容になるためにはどうすれば良いか?
この点を常に意識をして臨む必要があると強く感じました。


2点目はレース系の実況ならではかもしれませんが、「逆算をして考える」ということです。

競馬でいえばゴール前200メートルはおよそ11秒程度。400メートルも同様です。

最後の盛り上がりを演出する際、決められたおおよその秒数の中でしっかりと〆ることができるか?


この逆算をして物事考える。という点は、日常生活や中継の中でも生かせるように感じました。


中継終了前のラスト30秒をどう〆るか?準備をしていれば、急な対応も難しく感じることなく
取り組むことができます。


その点は実践できていないだけで、実践すれば大きな成果に繋がるように感じました。

この2点は違う種目のスポーツではありますが、共通点もあり勉強となりました。


そしてストーリー構築のお話しの中で、思わず納得する部分がありました。

実況をする際にはテーマやストーリーをつくって試合へ臨みます。

その中で自分で下調べをして、本番に臨みます。しかしながら、スポーツは何が起こるか分かりません。

用意したことが全く通用しないこともあります。

一番怖いのは、自分の主観だけで話をしてしまうということです。

事前に自分なりに調べた事案があった際に、自分の立てた仮説を優先しがちだなと感じました。
大切なのは目の前で起こっている事実。

誰が、どうという議論ももちろんありますが、全ては現場で具体的にどのようなことが起こっているか?
この点を客観的に俯瞰して見る必要があると感じました。


自分の考えだけに凝り固まることなく、準備してきた内容と実際に起ったことを上手く照らし合わせて、良い部分をお伝えし、聴き手へ満足度を高めていく。


そうした客観的な視点を常に冷静な気持ちと共に持ち続けたと思います。

ある種自分の考えを潔く捨てる勇気。そして目の前の出来事に集中をする意識。


実況をする前に、今一度しっかりと肝に銘じたいと思いました。今回もありがとうございました。


「スポーツアナウンサーの独り言」by能政 夕介 ~kotokake~

2016年03月20日 00:00