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■「  」の大切さ(3/21受講生ブログ)

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先日Bリーグの京都ハンナリーズVS広島ドラゴンフライズの実況を担当しました

試合結果は60-75で広島が勝利。ホームの京都にとっては悔しさが残り敗戦。一方広島はCS進出に向けてアウェイで貴重な1勝となりました


そして翌日は講座にてその映像を見ながらの振り返りを行いました

試合後に1人で中継を振り返りますが、+αでこうした講座の中で他の実況アナウンサーから多角的な視点をもらう事でより振り返りの納得感を得る事ができます


今回その中で自分でも、そして指摘でも感じた「余白」の重要性

実況の現場は何が起こるか分かりません。

そしてバスケットという競技は展開も早く、目を離せば大事な場面を捉えることが難しい。

ただ、それはアナウンサー目線である私の意見であって、視聴者の皆さんはどうでしょうか?

自分にとっての「正義」
ここでいう「正義」とは制作側や視聴者にとって自分が価値だと思っている事です


大事な部分をしっかりと捉えなければいけない。そうした思い込みが、時に実況を単調に、そして情報過多になっている事もあるかもしれない

改めてそう感じさせられる振り返りでした

余白をつくる事には勇気がいります。特に私たちがつくる余白には意味が込められている事が多いと私は感じています

絶句をしているのではなく(もちろん場面によってはそういう時もあるかもしれませんが)視聴者に見てもらう・聴いてもらう・感じてもらう

そうした時間を意図的に、そして違和感なくつくること

ただ、そうした間がある事で、メリハリがつきより中継を楽しむことができるのかもしれません


先日の試合で負傷を発表した広島ドラゴンフライズの寺嶋良選手。今季の復帰が際どい負傷の中で気持ち的にも落ち込む部分もあったのかなと私は思っていました

ただ、そんな寺嶋選手は、負傷後にSNSのnoteで自分の思いを綴りはじめています。アスリートにとって、プレーができない、その瞬間は一つの空白となる時間なのかもしれません(実際はリハビリ含めてたくさんトライはされていますが)

ただ、そこにどんな意味づけをして取り組んでいくのか。私自身も、1試合づつの機会を大切にしながら、より良い中継をお届けできるよう引き続き挑戦していきたいと思います



実況アナウンサー 能政夕介



 
2024年03月21日 22:42

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